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WIDE/WG の入り方

Network, L06 min read

WIDE Project はオープンなインターネットの構築に長年貢献してきたが,WIDE 組織自体は非常にクローズドなコミュニティである. 「WIDE メンバになって WG で活動したいが,入り方が分からない」という方を毎年見る. なので,勝手に現状の WIDE/WG への参加方法を書いてみる. なお,これではいれなくても責任はとれない.

スポンサーを確認する

WIDE Project のスポンサーはここで確認できる. 自分の所属組織 (大学や会社) がここに載っているか確認しよう.

所属組織がスポンサーだった場合

自分の所属組織がスポンサーだった場合,各スポンサーごとに担当ボードメンバが割り当てられているので,誰がそのボードメンバなのかを確認しよう. 確認するには,自分の組織内の別の WIDE メンバにコンタクトをとってみよう. WIDE メンバ一覧はここにリストされている.

学生の場合

担当ボードか組織内の WIDE メンバに「参加したい」旨を連絡しよう. そのときに,自分はどんな分野でどんなことをしていて,WIDE ではどのように貢献したいのか簡単に説明しよう. すると参加申請フォームがもらえるので,それに記入して担当ボードにメールで送りつけよう. 何も問題がなければ参加できるはずだ.

社会人の場合

まず社内で WIDE の活動に参加する旨問題ないか調整しよう. 問題がなければ,参加申請フォームがもらえるので,記入して担当ボードにメールで送りつけよう.

所属組織がスポンサーでなかった場合

WIDE は基本的にスポンサー組織からメンバを募っている. そのため,スポンサー組織でなかった場合は少々例外的なハンドリングが行われる. しかし,参加することで本人にも WIDE にも,そしてインターネットにもメリットであるならば参加することはやぶさかではない.

学生の場合

メンバ一覧から知り合いを探そう. その知り合いにコンタクトして,どんな活動で参加したいか,WIDE でどれくらい貢献できるかということをしっかり議論したあとに,その知り合いから WIDE 内でボードメンバに対してエスカレーションしてもらおう. ボード内や本人とのコミュニケーションの中で WIDE での貢献が見込めて,かつその他問題がなければ参加が認められることがある. 個人的にこの方法でメンバになった人も知っているので,スポンサーでなかったからといって諦めずにコンタクトしてみよう.

社会人の場合

まずは自分の会社がスポンサーになれないか検討しよう. 社内の規則に則って,スポンサーとして共同研究のかたちをとれるか稟議してもらう必要があるだろう. そこでスポンサーになることができれば,上記「所属組織がスポンサーだった場合」のとおりに参加して共同研究ができる. もしダメならば,「学生の場合」と同じルートをとってみよう. ただし,恐らくだが学生よりは参加できる見込みは低くなる (個人の主観です).

WG への参加方法

WG に参加するには,原則的に WIDE メンバである必要がある. 例外的に WIDE メンバ以外が WG 活動に参加することはあるのかな...?

WG の一覧はここに記載されている. 入りたい WG に対して,メールなどでコンタクトをとろう. WG には基本的に WG 全体のメーリスのほかに WG Chair のメーリスが割り当てられているので,そこにメールするのが吉. アドレスが分からなければ上記ページに「代表」と記載されている人にコンタクトしてみるのもアリだと思われる. もしくは,WIDE 全体メーリスなどで声をあげてみると関係者が答えてくれるだろう.

とにかく諦めずにコンタクトをとること

クローズドな組織なのでいろいろ面倒くさいことはあるが,やりたいことが WIDE でしかで着なかったり,WIDE でこそやる意味がある活動であれば,きっと自分のためにも世界のためにもなる. なので,それを実現する為に粘り強くいろんな人にコンタクトしてみることをお勧めする.

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